更新日:2026.01.20

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毎月大量の請求書処理に追われて、作業が終わらず残業が増えていませんか?
紙と電子が混在したり、複数部門の仕訳やインボイス対応に頭を悩ませることも多いはずです。
本記事では、請求書処理の現状や課題をアンケート結果から明らかにし、業務効率化を実現する請求書受領サービスとその導入メリット、具体的な削減方法をご紹介します。
本コラムでご紹介した内容は、以下のウェビナーでも解説しています。オンデマンド配信のため、ご都合のよいタイミングでご視聴いただけます。
企業の経理・総務担当者を対象としたアンケート調査から、請求書受領業務がどのような点で負担になっているかが明らかになっています。請求内容の確認や部門ごとの仕訳作業、会計ソフトへの入力、そして紙と電子データが混在する保存業務まで、複数の工程にわたり手間がかかっていることが分かります。
特に通信費や水道光熱費の請求書は、複数部門にまたがる内容やレイアウトの違いが原因で、処理が煩雑化しやすい特徴があります。ここでは、アンケートで多くの担当者が「大変」と感じている具体的な作業や管理会計・仕訳業務の課題、さらには紙と電子データが混在することや法制度対応の負担について、実態を詳しく見ていきます。
アンケートによると、最も多くの担当者が「大変」と感じているのは請求書や請求内容の確認作業です。この確認には、金額や項目の照合だけでなく、請求書ごとに内容やレイアウトが異なるため、毎回細かくチェックする必要があります。
また、支払い伝票の作成や会計ソフトへの仕訳入力も上位に挙げられています。特に一つの請求書を複数の部門で分担する場合、どの部門がいくら利用したかを明らかにするための確認作業が煩雑になりやすい傾向です。さらに、請求書の枚数が多かったり、レイアウトがバラバラだったりすると、作業時間が膨らんでしまうという声も目立ちました。

請求書処理の現場では、管理会計の観点から部門ごとに仕訳を行う作業が大きな負担となっています。アンケートでは、管理会計を実施している企業が全体の約6割に上ることが分かりました。

仕訳業務に関しては、多くの担当者が会計ソフトへの「都度手入力」を行っている状況です。取引先や科目をコピーする工夫も見られるものの、毎月異なる請求書の場合は結局一つ一つ確認しながら入力する必要があり、入力ミスを防ぐため細心の注意が求められます。これが作業の煩雑さと業務負荷の大きな要因となっています。
請求書の受領から保存までの過程では、紙と電子データが混在していることが業務を複雑化させる主な理由です。郵送で届く紙の請求書と、ウェブサイトからダウンロードする電子データの両方を管理しなければならず、それぞれに対応した整理や保存が必要です。
さらに、電子帳簿保存法やインボイス制度といった法制度が施行されたことで、保存ルールの徹底や適格請求書の取得・保存など、追加の作業が発生しています。こうした要因が重なり、請求書業務の負担が大きくなっていることがアンケートから読み取れます。
通信費と水道光熱費に関する請求書は、企業が毎月受領する請求書全体の約34%を占めており、この2つの項目だけでも大きな業務負担となっています。

なぜこれほど負担が大きくなるのかというと、請求書の枚数が拠点や取引先の数に比例して増えることや、一枚の中に複数の仕訳科目や部門が混在していたり、さらに法対応として適格請求書の取得や保存も必要になるなど、複雑な要素が重なっているためです。
それぞれの特徴を具体的に見ていくと、請求処理業務のどこに課題が生まれやすいかがより明確になります。
企業の拠点が増えたり、契約している事業者が多い場合、通信費や水道光熱費の請求書枚数が一気に増加します。
たとえば、通信費の場合は9拠点で約24通、300拠点を超えると約260通の請求書が届くこともあります。水道光熱費は発行元が多いため、9拠点でも約50通、100拠点以上では210通に上るケースも見られます。
さらに、各事業者によって請求書のレイアウトや形式が異なるため、確認や開封だけでも相当な手間がかかる点が特徴です。
通信費や水道光熱費の請求書には、1枚の中に複数の費用科目が混在していることが少なくありません。
例えば、NTTの請求書には、通信料のほかに電報料、修繕工事費、リース料などが含まれている場合があり、費用の内容ごとに正確に仕訳する必要があります。
また、複数の電話番号が記載されている場合、それぞれが異なる店舗や部門の利用分となるため、裏面の内訳まで確認して部門ごとに配分する作業が発生します。こうした確認と集計の手間が業務負担を大きくしています。

インボイス制度の導入により、適格請求書の取得や保存も必要となっています。
通信費の場合、多くは各社のウェブサイトから個別に適格請求書をダウンロードしなければならず、水道光熱費についても同様にダウンロードが必要な場合や、検針票が適格請求書になっているケースもあります。
料金請求書の内容と、適格請求書を別々に受領・保存する必要があるため、仕入税額控除の要件を満たすための作業が複雑化しやすいという課題があります。

請求書処理業務を効率化するためには、多くの担当者が負担に感じている「請求書の確認」「内容の仕訳」「会計ソフトへの入力」「保存・ファイリング」など、手間のかかる作業を減らす工夫が求められます。特に通信費と水道光熱費の請求書は全体の34%を占めており、その管理が改善されれば、業務全体の効率化につながります。
この章では、請求書をまとめて受領・管理する手法による作業削減の仕組みや、現場での具体的な負荷軽減例、さらにはインボイス制度対応まで含めた一括管理のメリットについて解説します。これまで「仕方がない」と諦めていた受領請求書の負担も、根本的な方法を見直すことで大幅に軽減できます。負担や不安を感じている方こそ、ぜひ請求書受領サービス 活用を検討してみてください。
これまで拠点ごとや事業者ごとにバラバラに届いていた請求書をまとめて受領し、科目や部門別に集計されたデータとして管理することで、確認や仕訳、入力の手間を大きく削減できます。

例えば、通信費の請求書が1~9拠点で24通、300拠点以上なら260通届くといった状況でも、一括管理なら請求書が1枚に集約されます。請求明細も負担部門ごとに分けられているため、部門配布や会計ソフトへの入力作業が一度で済み、各明細の確認や振り分けにかかっていた時間を削減できます。
また、紙と電子が混在していた場合も、電子保存に統一できるため、保存やファイリングの手間も軽減されます。
請求書受領サービスを導入すると、従来は都度手入力していた会計ソフトへの仕訳や、部門ごとに請求書を分配する作業が不要になります。
たとえば、今まで複数の請求書から必要な情報を集めていた担当者が、集計済みのデータをそのまま使えるようになり、作業量が大幅に減ります。取引先や拠点ごとに異なるレイアウト・締め日・支払い方法も統一されるため、支払い伝票や集計の手間がなくなります。
こうした改善によって、通信費と水道光熱費の請求書に関する作業だけで34%もの業務負荷を軽減できる実例が出ています。
インボイス制度や電子帳簿保存法といった法対応が求められるなか、請求書の取得・保存・確認が一元化できる点も一括管理の大きな利点です。
通信費や水道光熱費の場合、適格請求書が個別にウェブサイトからのダウンロードや検針票とのセット保存が必要になるケースもありますが、請求書受領サービスを活用すれば、これらの作業も1度で完了します。取得方法やフォーマットがバラバラだった請求書も、電子データとしてまとめて保存・管理できるため、法対応にかかる手間やミスのリスクも減らせます。
業務の標準化と法令遵守の両立が実現できるため、安心して請求書管理を進められます。
請求書の処理に毎月多くの時間や手間を費やしている担当者は少なくありません。特に通信費や水道光熱費のように、頻繁に届く上に内容の確認や仕訳、保存・管理まで煩雑な作業が重なると、日々の業務負担は大きくなりがちです。
アンケート結果からも、請求書の枚数が多いことやレイアウトの違い、紙とデータの混在、法令対応の複雑さが負担の主な要因であると明らかになっています。こうした課題は、受領から集計、保存までをまとめて管理する方法によって大きく軽減できます。
実際、請求書の請求書受領サービスを導入した場合、全体の34%もの作業量を削減できるケースも出てきています。業務の中で「請求書処理をもっと効率化したい」「毎月の集計や確認作業を減らしたい」と感じているなら、今こそ一括管理の導入を検討するタイミングです。
業務の負担が減れば、本来注力すべき業務に集中でき、組織全体の生産性向上にもつながります。自社の課題にしっかり向き合うことで、現場の"困った"を根本から解消することが可能です。請求書処理の効率化に取り組み、スマートな業務運営を実現しましょう。
本コラムで紹介したアンケート結果の詳細はこちらのレポートにまとめてあります。現場の請求処理業務はどこに手間がかかっているかを把握できるものなのでご参考ください。