更新日:2024.05.28
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今回は知って得する知恵袋な情報をお伝えします。あくまで知っているとお得な情報ですので、知らないからといって、何か困るという事ではありません。興味がある方は是非ご覧下さい!
請求書を処理していて、こんな疑問が湧いたことはないでしょうか。本ブログは、読者のみなさんのちょっとした疑問に答えていきたいと思っていますので、日頃仕事をこなしていく中で得た豆知識を皆さんに公開していきます。
かく言う私も通信業界に10年いますが、最初はまったく分かりませんでした・・・。
現在ではお客様の請求書を拝見し、様々なアドバイスをさせて頂くことが多いので"請求書の豆知識"は非常に重宝しています。
まずは下の請求書をご覧下さい。
見慣れたレイアウトだと思いますが、これはNTT東日本の請求書の"表紙"です。
請求額が58x,xxx円と高額な点から1回線分ではなさそうだなという想定ができると思います。
もし複数回線分(例えば20回線分)の請求書だとすれば、2枚目・3枚目の"内訳"があるはずです。ところが、
「2枚目がないっ」
となった場合焦りますよね。
でも安心してください!請求書表紙のある場所を見れば解決します!
赤枠の中に注目して下さい。
『00C』とあります。そしてもう一つ。
違いが分かりますか?同じところを比較してみると・・・。
そう、こちらは『00*』になっています。
アルファベットの場合であれば、内訳はCD媒体かWeb明細サービスのどちらかで確認できます。
この場合は2枚目以降の紙が付いていなくていいんです!安心してください。
請求書の裏面、もしくは2枚目以降の"ご利用料金内訳書"にある【料金回収代行サービスご利用分】についてです。
赤枠の②に電話会社名が記載されています。
通常は記載されている電話会社より請求が来るのですが、"マイライン"の登録方法によってはこのように【料金回収代行サービスご利用分】としてNTTより請求が来てしまいます。
※マイラインの説明はこちら
http://faq.web116.jp/faq/show/3193?category_id=878
出典:NTT東日本公式ページより
マイライン登録する電話会社への利用申込が正しくされている場合、通話料金に対して割引サービスが適用されているものですが、今回のようにNTTからの料金回収代行になってしまっていると、ほぼ割引サービスは適用されていません。
もったいないですね・・・。
もしNTTから届いている請求書の内訳に【料金回収代行サービスご利用分】とあったら、すぐマイライン登録した電話会社に確認をして下さい。
ご不明の場合は当社までお問合せ下さい。
結論から言うと、電話会社ではありません。
調べてみると、以下のような説明がありました。
2012年7月請求分(6月利用分)より、NTT東西、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモの料金収納業務を開始した[2]。これにともない、NTTグループ4社の代金請求を一本化できるサービス、おまとめ請求とWebビリングを開始。同時に、インターネットサービスプロバイダーをはじめとする加盟店の料金を、NTT通信サービス等料金の請求に「たばねて」支払える、tabalまるごと決済も開始された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なんだか難しいですね・・・。
わかりやすくいうと、NTT系の請求書をある一定条件のもとで代行請求している会社です。
請求元はNTTファイナンスになっていますが、電話会社ではないんですね。そのため契約やサービス変更、解約については、サービス提供元のNTT東西などの電話会社と話をする必要がありますのでご注意下さい。
赤枠①・・・請求発行元の会社
赤枠②・・・電話回線契約先の会社
今回の"請求のミカタ"はいかがでしたか。
毎月何の気なしに見ている請求書も、実は読み取れる情報が隠されています。知っていると案外参考になるかもっ!?
まだまだ知恵袋ネタはありますので、次回の"ミカタとミカタ☆知って得する知恵袋!"をお楽しみに!