更新日:2022.08.17
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2023年10月1日より「インボイス制度」が開始されるのに伴って、電子インボイス推進協議会「EIPA(エイパ)」が発足。電子インボイスの標準仕様を策定・実証し、普及させることを目指して活動を始めました。
しかし、電子インボイスはこれまで日本にはなかった仕組みです。「どんなものか分からない」「導入した方がいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
実際、2021年に経理担当者1000名を対象として実施されたアンケート調査では「電子インボイスに向けて社内で具体的な準備を始めている」と回答したのはわずか20%でした。[注1]
そこで今回は、電子インボイスとはどのようなものかを詳しく解説するとともに、電子インボイスを導入するメリットもご紹介します。
[注1]PRTIMES:【調査レポート】コロナ禍でも働き方が変わらなかった経理は8割以上!日本の経理をもっと自由に、「経理1000人に聞いた請求書電子化と働き方に関する実態調査 2021」 を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000001047.html
電子インボイスを理解するためには「インボイス制度」の理解が不可欠です。ここではインボイス制度の成り立ちや仕組みを解説した上で、電子インボイスとは何かをご紹介します。
[注2]国税庁:適格請求書等保存方式の概要―インボイス制度の理解のために―[PDF]
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0020006-027.pdf
[注3] EIPA 電子インボイス推進協議会:電子インボイスとは
https://www.eipa.jp/peppol
● 電子インボイスだけでなく、様々な文書をやり取りできる
● ネットワークに加入している政府機関や企業とスムーズに商取引が可能
● 操作がシンプルで導入しやすい
などのメリットから、Peppolを導入する国は広がり、現在はヨーロッパ各国をはじめ、世界30ヶ国以上で採用されています。[注3]
[注3] EIPA 電子インボイス推進協議会:電子インボイスとは
https://www.eipa.jp/peppol
[注2]国税庁:適格請求書等保存方式の概要―インボイス制度の理解のために―[PDF]
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0020006-027.pdf