更新日:2023.08.09
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貿易取引や商取引に欠かせない書類のひとつに「インボイス」があります。
特に外国から商品を仕入れたり、あるいは外国に向けて商品を販売したりする場合は、税関にてインボイスを提示しなければなりませんので、インボイスについて最低限の知識を習得しておく必要があります。
今回は、インボイスの基礎知識や、主な記載事項とそれぞれの書き方について解説します。
インボイスとは、海外への輸出入や商取引を行う際に作成・発行する送り状のことです。
商品の品名や種類、数量、価格などが記載されており、添付されたインボイスを確認すれば、荷物の内容や発着地などの情報を一目で確認することができます。
インボイスが必要になるシーンは大きく分けて「商取引」と「通関」の2パターンがありますが、今回は通関業務に必要となるインボイスについて説明します。
[注1]税関|輸入申告の際に必要な書類 (カスタムスアンサー)
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1107_jr.htm
[注2]税関|輸出申告の際に必要な書類(カスタムスアンサー)
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/extsukan/5009_jr.htm
ここでは、インボイスに記載すべき項目と、それぞれの書き方のポイントについて解説します。
●Name(氏名):Taro Yamada
●Address(住所):◯-△(番地), mukaihara 1-choume Itabashi-ku,Tokyo 173-0036
●Country(国):Japan
●Tel 03-xxxx-xxxx
●Fax 03-xxxx-xxxx
住所は日本国内とは表記が逆で、番地から最初に記入します。
※出典元:インボイスについて|日本郵便
https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/invoice.html
[注3]東京税関|よくあるご質問とその回答
https://www.customs.go.jp/tokyo/yuubin/postal_q.a.html