更新日:2025.09.05

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電子インボイスとは、適格請求書(インボイス)をメールなどの電子データで発行することを指します。 2023年10月1日から導入された「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」に対応したもので、 デジタル化された請求書のやり取りが可能になります。
電子インボイスの導入により、請求や支払い、消込といった業務プロセスの自動化が進むほか、 経理部門のテレワーク対応も現実的となります。 業務効率化と法令対応の両立を図るうえで、企業にとって重要な制度です。
本記事では、電子インボイスの基本的な仕組みや特徴、導入による影響についてわかりやすく解説します。
以上のように、適格請求書は電子的方法でのやり取りも可能です。そのため、将来的には送付コストの削減や、ペーパーレス化が進み業務の効率化にもつながる仕組みです。
しかし、現在の各企業では、請求書の様式も違えば、経理ソフトなど、導入しているシステムも異なります。さらに、EDIが使えるとしても、取引先にも同じものを導入してもらわなくてはいけません。そうなれば、さらに管理するシステムが増え、煩雑化する一方です。