
株式会社富士達 様
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富士達様は「10年で店舗数10倍」という挑戦的な目標のもと、最盛期には月10店舗ペースで出店を続け、2025年1月には160店舗を超える規模へと成長。
しかし、その急成長の裏側で本社財経部には通信費や公共料金など、全国の店舗から月300枚以上の請求書が押し寄せていた。契約や解約も頻繁に発生し、請求期間やどの店舗の請求なのかを正確に把握し続けるのは至難の業。倉庫に保管された紙の請求書は、監査対応時の探索にも時間を要していた。
財経部主任の砂越様は、「毎朝、全国から届く請求書を店舗番号順に並べ替えるところから始まり、一枚ずつ内容を確認しながらExcelに手入力。
定型業務でありながらミスが許されないため、心理的負担も大きいものでした。さらに、支払方法が統一されず、コンビニ払いや現地集金、地域限定の金融機関対応など、エリアごとのルールに振り回される日々。
週1回は銀行窓口まで払込票を持参する必要もありました。急成長という企業の強みが、そのままバックオフィスの負荷増大となって現れ、体制は限界に近づいていました。」とサービス導入前の請求書管理・支払業務の負担について話す。
財務部 主任 砂越 様
増え続ける業務量に対し、業務の抜本的な見直しは避けられない課題だった。そんな折、取引先から紹介されたのが、株式会社インボイスの一括請求サービスだった。
「とにかくこの作業ボリュームをどうにかしたい、というのが一番の動機でした。数あるサービスの中でインボイスを選んだ決め手は、大きく分けて2つありました。一つ目は[支払先の一元化]です。金融機関や支払方法を気にすることなく、月に一度インボイス社への支払いで完結する手軽さは大きな魅力でした。
二つ目は[請求情報のデータ化]です。バラバラのフォーマットで届いていた紙の請求書が統一されたデータで納品されるので、手入力や仕分け作業から解放されるだけでなく、コストの可視化が一気に進むことが期待できました。店舗ごとの使用量や料金を簡単に比較・分析できるようになることは、単なる業務効率化に留まらず、経営管理の高度化にもつながる大きな一歩でした。」
「インボイスの一括請求サービス導入後、請求書処理にかかる時間は体感で半分以下になりました。
月々の業務は、全国から届く請求書を一枚ずつ処理する作業から、月に一度インボイスから届くデータを確認・処理するだけのシンプルな流れへと変わりました。
週1回の銀行通いも不要になり、支払い漏れの心配からも解放されました。ペーパーレス化によって紙の請求書は無くなり、ファイリングや倉庫での保管、過去書類の探索といった手間はすべて不要となり、必要な資料はPCからインボイス社が提供する専用ポータルサイトにアクセスすれば瞬時に取り出せるようになりました。監査対応や店舗の出退店に伴う手続きもスムーズに進みます。
こうした定型業務から解放されたことで、データ分析や業務改善といった、企業の成長を支える本質的な業務に時間と意識を向けられるようになりました。
時間と心の余裕が生まれ、次の成長ステップに踏み出す土台が整ったことこそ、導入がもたらした最大の効果です。」と高く評価頂いている。
富士達様の事例は、急速な事業拡大を遂げる企業が、バックオフィスのDXによって成長のボトルネックを解消し、次のステージへ進む道を示している。
大幅な業務効率化とペーパーレス化は、単なる時間やコストの削減にとどまらず、データ分析や業務改善といった付加価値の高い業務に注力できる貴重なリソースを生み出した。
企業の成長を持続可能なものにするためには、営業や店舗などの前線の力だけでなく、それを支える管理部門の強さが欠かせない。
同社のように多店舗展開を行う企業にとって、「Gi通信」と「OneVoice公共」は事業拡大と業務効率化を同時に実現する心強いパートナーとなるため、是非お勧めしたい。
名称 | 株式会社富士達 |
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本社 | 神奈川県横浜市神奈川区栄町1-1 KDX横浜ビル |
代表者 | 代表取締役 川上 富達 |
社員数 | 1,400名 (アルバイト含む) |
サイト | https://anan.fuji-tatsu.co.jp/ |