更新日:2021.03.08
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インボイスのサービスで経理業務の効率化に成功したケーススタディをご紹介するシリーズ。
今回は、県下に多店舗を展開するある自動車販売会社様の事例です。
新車販売を中心に県下で53店舗の販売拠点を持つI社様。約900名の従業員を擁する、創業70年以上を誇る老舗の自動車ディーラーです。
I社様では、原則的に店舗内における経費処理は店舗ごとに行っているため、3年前の時点では、通信費の請求書も複数のキャリアから店舗ごとに発行されていました。
これらをまとめるとトータル580回線分、毎月200通を超える請求書が発行されていました。
さらに請求サイクルは、10日、15日、20日、末日などバラバラ。請求方法も振り込み、引き落とし、コンビニ払いなど様々で、その煩雑な処理に各店舗が苦労していました。
最終的に経費を取りまとめる本社でも、各店舗の請求明細の管理や店舗任せによる無駄な経費の発生に頭を痛めていたのです。
インボイスのサービスを導入することで、毎月200通以上、各店舗平均でも約4通あった請求書が、店舗毎に1通にまとまり、支払方法も全て口座引き落としに変更する事が出来ました。また全請求明細が一元管理できたことで、店舗ごとにバラバラだったサービス内容も統一した結果、年間で約180,000円の通信費削減を実現できました。
さらに新規契約時の割引漏れや、解約漏れ、不要なオプションの洗い出し、異常値の検出などが容易に行えるようになったので、無駄な経費の削減が図れるようになりました。
「店舗ごとの通信費管理に、いろいろな面で非効率さを感じていました。インボイスのサービスを導入することで、本社を含む各店舗の請求書にまつわる業務が軽減され、効率化が図れました。契約回線が追加されても、それに伴う処理が増えないことも、多店舗展開している弊社にとっては大きなメリットです。
本社としては、明細が一本化されて各店舗の利用状況が簡単に比較出来るようになり、全社的に通信費の最適化できることがわかりました。単にとりまとめたことで得られるコストメリットだけでなく、各店舗の業務改善にも効果が生まれています」(本社経理ご担当者様)