更新日:2021.03.22
ー 目次 ー
今回は「請求のミカタシリーズ!」の第3弾の続きをお届けします。
前回は少し長くなりそうだったので、2回に分けさせて頂きました。少し前回の内容を思い出してみましょう!
・基本料金は意外に細かく分かれている
聞きなれない言葉がたくさんありますね。
・加入電話と加入電話・ライトプランの違い
回線の契約の際、電話加入権の有無を選択出来ること、"INSはNTTのサービス名だった" という事に触れました。
今回は、アナログ回線での「ダイヤル回線」「プッシュ回線」の違い、級局(電話サービス取扱所)について記載していきます。
これはアナログ回線特有なものですが、電話機の形(黒電話とビジネスホン)の違いなどではなく、電話を繋ぐ信号(パルスとトーン)の違いになります。
ダイヤル回線がパルス信号、プッシュ回線はトーン信号ですが、電話をかけてみれば判別可能です。ダイヤル回線は"プツプツ"、プッシュ回線は"ピポパポ"という音がしますので分かりやすいと思います。
では、音以外に感じる違いは?
一言で言えば繋がるまでのスピードです!
余談ですが、ダイヤル回線では相手先の電話番号が1なら「プツ」、2なら「プツプツ」というパルス信号で送信します。そのため相手先の電話番号の中に8(プツ8回)や9(プツ9回)や0(プツ10回)などの番号が含まれていればいるほど、電話が繋がるまでに時間がかかります。
一方プッシュ回線のトーン信号は「ピポパ」という音の高さで番号を区別していますので、ダイヤル回線に比べると繋がるまでの時間がかなり短くなります。現在では、お使いの電話機が昔ながらの黒電話でもない限り "プッシュ回線" が多いようですね。
これも聞き慣れないものかと思いますが、同じ地域の電話加入者の数に応じて1級~3級という区分がなされています。
電話加入者の数が多いエリアは3級取扱所、少ないエリアは1級取扱所に指定されています。
これは通話料金が割安な"市内通話の相手先の数"が影響しているのですが、加入者の数が多い(つまり市内通話の相手先も多い)エリアは3級取扱所として"基本料金が高く"なっています。電話を利用するエリアで決まってしまうため、残念ながら利用者が選択する事は出来ません。
なお取扱所は基本料金から把握する事も出来ますし、NTTの116センターやホームページでも確認が出来ます。
今回は2回に分けてこの ~通信特有のサービス名を知ろう!~ をお届けしてきましたが、まだまだお伝え出来ていない情報があります。
次回は第2弾の予告でご説明出来なかった、
・請求書に記載されている【○○ご利用分】って何?
・ユニバーサルサービス料金って?
について触れたいと思います。
次回も知って得する、お役立ち情報をお伝えしますのでお楽しみにお待ちください!