更新日:2021.03.22
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いまや固定電話だけでなく、携帯電話、インターネット回線など種類も多く、キャリアによって書式や表記もさまざまです。
そんな請求書ですが、覚えてしまえばいろいろな情報が読み取れるようになります。
この「請求書のミカタシリーズ!」では、日頃、請求書を何十万通も取り扱っている"請求書の専門家" インボイスならではの視点から、"あるようでなかった"
NTTの請求書がお手元にある方は、請求書鑑の裏面 もしくは 2枚目以降をご確認ください!
「ご利用料金内訳書」と記載があり、右隣にはお客様番号の記載があります。
「料金内訳名」、「金額(円)」、「区分」、「ご利用期間等のお知らせ」と続きます。
全てを見ようとすると、とても大変だと思いますが、実は"見るポイント"があります!
それは・・・「利用期間』です!!!
ここに、NTTの請求書の種類や到着時期にバラツキがある理由が隠れているので、詳しく見ていきましょう。
「利用期間」が6種類も存在していることが分かると思います。
①から⑥の、どの区分に割り当てられるかは地域によって決められており、お客様での変更ができません。
厳密にいうとその契約を結んだNTTの局舎がどの利用期間のエリアなのかによって決まるのです。
これがNTTからの請求書の到着日・支払日が複数存在する理由です。
ちなみに⑥に実際の利用期間をあてはめてみましょう!
11/26~12/25までの利用期間の請求書の到着は1/10あたり。支払日は1/25あたりと、2カ月前の分を支払っている形になっているのが分かります。
一方で①は・・・
11/1~11/末までの利用期間の請求書は12/15あたりに到着し、12/末の支払いとなります。こちらは、1カ月前の分を支払う形です。
なんだかややこしいですね!
そしてこの利用期間から日割りかどうかも分かります。
利用期間が11/6~12/1(本来であれば12/5のはず)になっていたら、12/1をもって休止もしくは解約されているということになります。
では応用編です。
12/3~12/5だった場合はどうでしょう。
新しく回線を契約し12/3より開始されたということになります!
こんなふうに、請求書から分かることはたくさんあります!
次回は通話料金部分や料金内訳名にも触れたいと思います!
どうぞお楽しみに!