更新日:2025.03.03
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INVOYは無料で請求書の発行や、受領した請求書の支払いをクレジットカードで決済できるサービスです。無料プランで利用できる機能が多く、導入のハードルが低くなっています。
しかし、INVOYを利用する際はデメリットを理解しておかなければ、かえって経理業務を増やしてしまう可能性があるため注意しましょう。
本記事では、INVOYの基本情報やメリット・デメリットを解説します。
INVOYは、無料でインボイス制度に対応した請求書を発行できるサービスです。作成した請求書は、取引先にメールで送信できます。
INVOYを利用することで、自社が受領した請求書をデータ化して支払いをクレジットカードでおこなうことも可能です。
サービスはパソコン以外にもスマートフォンから操作できるため、外出先で請求書にまつわる業務をおこなう際も役立ちます。
INVOYを利用するメリットを理解しておくことで、自社に導入すべきかの判断がしやすくなります。また、全体的なメリットを把握していれば、さまざまな機能・サービスを活用でき、請求業務や支払いの手間を減らせるでしょう。
ここでは、INVOYを利用するメリットを解説します。
INVOYでは、無料で請求書が発行できるテンプレートが用意されています。請求書の作成は必要事項を入力するのみでおこなえるため、複雑な知識は不要です。
また、税務署に適格請求書発行事業者としての申請を済ませていれば、適格請求書(インボイス)を発行して取引先へインボイスの交付も可能です。
INVOYを導入すれば、自社でテンプレートを1から作成する手間がかからず、必要な場面ですぐに請求書を発行できるでしょう。
INVOYでは受領した請求書を読み込むことで、サイト上でクレジットカードでの支払いができます。現金が手元になくても請求書の処理ができるうえ、事業の支払いをクレジットカードにまとめている事業者にも役立つでしょう。
受領した請求書の支払状況はリスト化されており、未払いかどうかが一目でわかるため、支払い漏れも防げます。
INVOYは、パソコン以外にもスマートフォンでの操作が可能です。インターネット環境があれば利用できるため、外出先やリモートワークで請求書を発行したい際にも役立ちます。
そのため、外出していた際に請求書のミスの連絡があった場合でも、すぐに対応できます。
また、電車での移動時間や休憩時間などの隙間時間を活用でき、経理業務にかかる時間を短縮できるでしょう。
INVOYでは、請求書に記載した品目ごとに消費税率や軽減税率適用の有無、源泉徴収の有無、源泉徴収時の復興税加算の有無などの設定ができます。税金関係の計算はすべてサービスがおこなってくれ、人為的なミスが起きる心配が少なくなるでしょう。
税金の計算にミスがあると納税時のトラブルに発展するため、なるべく不安を減らしたい方にも向いています。
INVOYを利用すれば、作成した請求書や受領した請求書がクラウド上で管理できます。
INVOYを利用するのみで電子帳簿保存法に対応でき、見直す必要が生じた際も検索機能を使って探すことが可能です。紙の書類を探す手間が減らせ、経理業務の軽減につながります。
INVOYは、ほとんどの機能を無料プランで使用できます。
有料プランとの違いは、口座の自動連携や資金繰り表の使用などのため、使用しない場合は無料プランのまま活用できます。有料プランが必要な際も、1か月の料金は980円(税込)のため、気軽に登録できるでしょう。
メリットの多いINVOYには、会計ソフトとの連携ができない、検索機能の使いにくいなどのデメリットも存在します。使用時はデメリットも理解しておかなければ、期待している効果が得られない可能性があるため注意しましょう。
ここからは、INVOYのデメリットを2つ解説します。
INVOYは会計ソフトとの直接的な連携ができず、別途CSVを利用してデータを取り込む必要があります。請求書を受領した際も会計ソフトには手動で記帳しなければならないため、漏れがあると確定申告時のミスにつながるでしょう。
なお、決算書はINVOYで作成できないことから、別のツールを利用する必要があります。1つのサービスで経理業務を完結したい方は、ほかのサービスを選ぶ方が良い可能性があります。
INVOYは、検索機能が使いにくいという意見が多いサービスです。
過去の請求書を探す際は、請求書の詳細を確認するたびに1ページ目へ戻されるため、再度ページを移動する手間がかかります。
検索機能もステータスのみの検索となり、請求先名称や金額での検索ができません。ファイルが保存された順番に表示されるため、期日や請求日しかわからない場合は探す際に時間がかかります。
INVOYが利用しやすいのか気になる際は、実際に使用したユーザーの口コミをチェックしましょう。口コミに目を通すことで、自社に必要な機能が搭載されているのかが判断しやすくなります。
ここでは、INVOYを利用したユーザーの口コミを紹介します。
INVOYの良い口コミには、以下のような内容がありました。
普通に請求書発行システムかと思いきや、発行した相手がカード決済で支払いが可能という点は面白く、だから無料のツールなのだと納得できます。
請求書、見積書、領収書、納品書と連動して管理できるのも良い。
他のシステムでは領収書がない有料ツールもあるので、このシステムはオススメです。
また、「請求書」というタイトルが変更できたのは驚きました。納品した商品が返品交換された際に、返品交換票を今までは手書きベースで管理していたが、請求書というタイトルを返品交換票と変えられたので、履歴が管理できて重宝してます。
引用:ITreview
無料でいいのかと思う程のありがたい製品です。そろそろ煩雑になってきた請求書や領収書の発行を一本化しようと思い、導入した。ダッシュボードも見やすく管理しやすい
引用:ITreview
当方個人のフリーランスとして活動しています。
一般企業であれば、請求書は事務に投げられるとと思いますが、フリーランスではそうは行きません。
自分で見積書から契約書まで書く必要があります。
私の場合、金額と内訳のみ、正しく記載し最終的な処理はお取引先の企業の事務の方にお世話になっているのですが、素人の作った請求書でもINVOY経由であればフォーマットの理由で弾かれることがないので助かります。
引用:ITreview
INVOYの悪い口コミには、以下のような内容がありました。
レイアウトにあまり自由がないです。会社のロゴやインボイス番号も載せれるので大丈夫ですが、行の高さなどは変更できません。場合によって少しデザインを変えることもできればいいと思っています。
引用:ITreview
・テンプレートというかレイアウトを複数の中から選べるが、その中に窓付き封筒用のレイアウトがないのが惜しい。
・もっと幅広く会計ソフトとの連携が出来ればいいなと思います。
引用:ITreview
・仕訳できない
事業者毎にフォルダ分け出来ると良いのですが、一覧表示しか出来ません。
絞り込み表示は出来ますが、毎回しなければならず面倒です。
・請求書作成時に不要な案内が常に表示される
請求書がカード払い可能になったことを通知してくるのですが、毎回表示され、今後表示しないという選択肢もないので鬱陶しいです。
引用:ITreview
INVOY以外にも、請求書を作成できるサービスや会計ソフトを理解しておくことで、自社にあっているか比較検討がしやすくなります。導入してから費用対効果が得られないような事態にならないよう、事前にどのような選択肢があるのかを理解しておきましょう。
ここからは、請求書作成が可能な請求書作成サービスや会計ソフトを解説します。
OneVoice明細は、請求書以外にも納品書や領収書などの帳票を発行できる請求書作成システムです。
操作画面がわかりやすくなっており、シンプルな操作で請求書を発行できるため、業務の手間を減らせます。発行された請求書はWebで受け取り可能なことから、取引先の手元にもすぐに届きます。
定額制プラン方式で提供されているため、小規模ユーザーは不要な費用が発生せずに済むでしょう。無料トライアル期間が用意されていることから、実際に使用して導入を検討できます。
freee会計は、請求書や見積書などの書類作成が可能な会計ソフトです。
請求書を作成後は帳簿に同様の内容を記帳でき、入力時のミスが少なくなります。手動で記帳する必要がないため、二重入力をする心配もありません。
なお、操作はスマートフォンからも可能であり、外出先で請求書を発行したい際もスムーズに対応できます。
Misocaは、14種類のテンプレートから好みのデザインを選んで書類作成できる請求書作成システムです。テンプレートは見積書・請求書・納品書・領収書が用意されており、必要な書類をすぐに作成できます。
毎月請求書を発行する取引先を登録しておくことで、次回以降の作成業務を簡素化することが可能です。毎月請求書の自動作成や送信も設定でき、請求業務が漏れる心配もありません。
本記事では、INVOYの基本情報やメリット・デメリットを解説しました。
INVOYは請求書の作成や受領した請求書の支払いができるサービスです。無料で利用できる機能が豊富なものの、会計ソフトと連携がしにくいといったデメリットもあります。
請求書作成サービスはINVOY以外にも数多くあるため、特徴を理解することで自社にあったものを見つけられるでしょう。