更新日:2025.03.03
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経理業務の手間を減らすためには、請求業務の流れを自社で統一する必要があります。請求書作成にアプリを活用することで、リモートワークでも作業が可能になり、経理業務の負担を減らせます。
しかし、請求書作成アプリの特徴を理解したうえで導入しなければ、自社に必要な機能が搭載されておらず、失敗する可能性があるでしょう。
本記事では、請求書作成アプリのおすすめ5選や使用時の注意点を解説します。
請求書作成アプリとは、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで請求書を作成できるサービスです。
請求書作成アプリのデータはクラウド上に保管されている場合が多く、デバイスが変わっても同じ請求書が発行できます。アプリによってはクラウドでデータを共有できるものもあり、スマートフォン以外にもパソコンやタブレットなどのさまざまなデバイスで請求書の作成が可能です。
請求書作成アプリは通信環境があれば操作できるため、移動中や休憩時間などの隙間時間を請求業務に活用できます。
請求書アプリを活用すると、作成業務効率の向上や、外出先で請求書の作成が可能になるなどのメリットがあります。メリットを理解しないままでは、機能を最大限活かせなくなるため注意しましょう。
ここでは、請求書作成にアプリを活用するメリットを3つ解説します。
請求書作成アプリを利用すれば、決められた項目に必要事項の入力のみで請求書の発行ができます。
毎月同じ取引先に請求書を発行する際は、前月の書類をコピーして作成が可能です。1から請求書を作成する手間がなくなり、請求業務にかかる時間を減らせるでしょう。
請求書作成アプリのデータがクラウド上で保管されていれば、スマートフォンだけでなく、パソコンやタブレットなどへの共有も簡単です。
請求書作成アプリを活用すれば、スマホやパソコンを利用して外出先で請求書の作成が可能です。インターネット回線があれば利用できることから、リモートワークの導入を考える企業にも役立つでしょう。
また、スマホを使った隙間時間の活用にも便利です。とくに、さまざまな業務を抱えている方であれば、請求書作成アプリを使って移動中の時間を活用した請求書作成が可能となります。
請求書の様式はルールがあり、自社で1からテンプレートを作成する場合は手間がかかってしまいます。請求書作成アプリを導入することで、法改正にあわせて請求書の書式が変更になった際は、システム側で対応できます。
自社であらためて請求書のフォーマットを用意する必要がないため、法改正があった場合にも安心して請求書作成が可能です。
請求書作成アプリには、会計ソフトとの連携の可否やコストがかかるなどの注意点もあります。注意点を理解しない状況で導入すれば、不要な経費が発生してしまったり、想定以上の効果が得られなかったりする可能性があるでしょう。
ここからは、請求書作成にアプリを使用する際の注意点を解説します。
請求書作成アプリで発行する書類は、電子データで送信する場合が多くなります。そのため、取引先が印刷した請求書を求める際は、自社での印刷対応が必要です。
ほかにも、請求書の郵送には封筒代や切手代などのコストが発生します。印刷した請求書が必要な取引先が多いのであれば、導入するコストをふまえて検討しましょう。
経費や収支を管理する際は、会計ソフトを利用している企業が多いでしょう。請求書作成アプリが会計ソフトと連携できれば、作成後はすぐに帳簿への記帳が可能です。
一方で、会計ソフトとの連携が難しい場合は、発行した請求書の記帳は手動でおこなわなければなりません。請求書作成アプリによって連携できる会計ソフトは異なるため、事前に確認しておきましょう。
ほとんどの請求書作成アプリは、利用するために料金を支払う必要があります。無料の請求書作成アプリも存在するものの、機能が制限されている場合があるため、自社の用途に適しているかを判断しなければなりません。
請求書作成アプリを導入する前に、機能とコストが見合っているかを確認しましょう。なお、会計ソフトに搭載された請求書作成機能を使用する場合は追加料金が発生しないケースもあります。
請求書作成アプリは数多く存在するため、機能を理解しておくことで自社にあったサービスを見つけやすくなります。特徴を理解しない状況で導入すれば、期待している効果を得られない可能性もあるでしょう。
ここでは、請求書作成におすすめなシステム・アプリを5種類を解説します。
OneVoice明細は、請求書や納品書などのさまざまな帳票を発行できる請求書作成システムです。
無料トライアル期間が用意されているため、実際に使用してから自分にあっているサービスか検討できます。無料トライアル期間終了時に自動的に課金される心配はなく、登録解除のし忘れによって追加費用が発生することもありません。
サポート体制も充実しており、最初の2か月間は専任のスタッフが伴走してくれます。2か月が経過した場合でもサポートを受けられるため、あとから疑問点が増えても質問が可能です。
freee会計は、追加費用なしで請求書作成機能が使用できる会計ソフトです。導入時にはコストが発生するものの、会計ソフトと書類作成機能をあわせた料金設定のため、請求書作成時に追加で費用がかかる心配はありません。
また、請求書以外にも納品書や見積書が作成でき、書類作成全般の手間を減らせます。
作成した請求書の内容は会計ソフトに自動で記帳できるため、入力ミスや漏れなどの人為的なミスも軽減できるでしょう。
Misocaは、すべての機能が無料から使用できる請求書作成システムです。スマートフォンとパソコンのどちらでも利用できることから、外出中でも請求書の作成業務ができます。
ソフト内には見積書・請求書・納品書・領収書のテンプレートがあり、さまざまなデザインから好みのものを選べます。毎月発行する請求書は指定した日に自動で作成し、取引先への送信も可能です。
Square 請求書は、送信した請求書の支払い状況をリアルタイムで管理できる請求書作成ソフトです。未払いの取引先にはリマインダーが設定でき、支払い漏れを避けられます。
請求書を受け取った取引先は、支払方法にクレジットカードやApple Pay、Square ギフトカードなどを利用できます。銀行振込以外の方法でも支払いが可能なことから、個人事業主が取引先にいる際も喜ばれる可能性が高いでしょう。
ジムーは、スマホで6個の書類を作成できる請求書作成アプリです。無料プランでも請求書の作成が可能なうえ、有料プランはひと月500円で利用できるためコストパフォーマンスが高くなっています。
作成した請求書は郵送の代行も依頼でき、印刷した請求書が必要な取引先にも対応できます。未登録でも使用が可能なことから、まずは試してみて自分に必要か判断が可能です。
本記事では、請求書作成アプリのおすすめ5選や使用時の注意点を解説しました。
請求書作成アプリを活用すれば経理業務の簡略化ができ、法改正への柔軟な対応が可能になります。ただし、請求書作成にアプリを使用する際は自社に不要なサービスを選ばないよう、会計ソフトとの連携可否や導入に必要なコストを確認しておきましょう。
どの請求書作成アプリを選べばいいか悩む場合は、この記事を参考にして自社に必要なサービスを見極めましょう。